Blogs by Susumu Suzuki

February 28, 2021

日米ともどもビジネスのデジタル・トランスフォーメーション論議が盛んですが、米国の銀行がめざすDXの方向をまとめてみました。

■ アマゾンのカスタマー・エクスペリエンス
アマゾン・ドットコムは、カスタマー・エクスペリエンスにこだわる企業として知られている。同社の社是は「Earth’s most customer-centric company」だが、Webサイトの使い勝手だけでなく、豊富な品揃えや低価格指向、迅速な配達、更にそれらを支えるITインフラや自動化倉庫など様々な施策すべてが、カスタマー・エクスペリエンス向上というベクトルに合致している。

その結果、アマゾンの顧客は、デジタルで提供されるカスタマー・エクスペリエンスに満足し、アマゾンの社員と会ったりコールセンターに連絡した経験がなくとも、アマゾン・ドットコムという企業に信頼感を持ち、それが企業の成長を支えている。

 

■ デジタル・トランスフォーメーションの目的
米国の金融機関がデジタル・トランスフォーメーションでめざす姿は、アマゾンと同じである。デジタル・チャネルで提供されるサービスに顧客が満足し、店舗が無く/銀行員と会話したことが無くとも、その金融機関への信頼感が醸造され維持されていくことだ。

February 9, 2021

2009年のビットコイン誕生以来、仮想通貨に関する様々な話題が取上げられますが、アイテグループでも、 2020年7月に発行したレポート「Central Bank Digital Currencies: The Next Chapter in Digital Payments?」で、各国の中央銀行が研究している「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」に関する論議をまとめています。ここではレポートの概要を解説しました。
 

■ 各国のスタンス
中央銀行が発行するデジタル通貨(Central Bank Digital Concurrency:CBDC)は、2015年にイングランド銀行が重要な研究テーマに掲げたことから注目されるようになった。民間が発行するビットコインなどの仮想通貨と違い、CBDCは中央銀行が紙幣や通貨と同等の価値を保証するデジタル通貨である。

January 29, 2021

コロナ・パンデミックに伴う在宅勤務やデジタル庁の新設など、ざまざまな分野でデジタル・トランスフォーメーション(DX)が注目されていますが、米国では、アプリケーション面に加えシステム運用面での見直しも必要との認識が生まれています。アイテグループでは、そのソリューションであるAIを活用したシステム運用ツール:AIOpsの動向を「AIOps in Digital Transformation: Managing Complexity in the Modern IT Stack」としてまとめました。ここではその概要を解説しています。
 

January 14, 2021

金融機関の様々な分野で人工知能の活用が試みられています。マネー・ロンダリング対策(AML)への応用では、実証実験による効果が確認され、金融当局も不正対策のイノベーションを後押ししていることから本格導入が始まる状況です。昨今発刊したレポート「Key Trends Driving AML Compliance Transfomation in 2021 and Beyond」と「Top 10 Trends in Fraud & AML, 2021: Onward and Upward」から概要をまとめてみました。

 

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