Boston, July 29, 2021 – トレジャリー/キャッシュ・マネジメント分野の商品/サービスは、金融機関とその顧客の双方にとってリスクを伴っている。金融機関には、「トータル・オペレーティング・エクスポージャー」「トータル・エクスポージャー」「決済リスク」などと呼ばれる社内プロセスがあり、要求払い預金口座や特定のキャッシュ・マネジメント商品に付随する短期信用リスクを測定/管理しようとしている。顧客単位/法人単位のエクスポージャーが一時的に増大することもあり、ポートフォリオ管理/リスク管理チームが、社内の様々な部署（営業部門/商品部門/業務部門）からのインプットを得ながら、リスクの審査/承認を行っている。

本レポートでは、トレジャリー商品がエクスポージャーを生む要素を取り上げ、限度額の設定/モニタリング/見直し等に関して、関連部門のコラボレーションの進め方を調査した。執筆にあたっては、米国の金融機関19社のトレジャリー・ビジネスに関する営業/商品/リスク関連部門を対象に、2021年4月‐5月にアンケート調査を実施した。

本レポートには図12点と表1点が含まれます（全26ページ）。アイテ・ノヴァリカ・グループのCommercial Banking & Paymentsセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャートおよびエグゼクティブ・インパクト・デッキをダウンロードいただけます。