(リテール銀行) Tender Truths: The Real Cost of POS Transactions in the United States
Report Summary
(リテール銀行) Tender Truths: The Real Cost of POS Transactions in the United States
カード加盟店(小売店)は、支払手段タイプ別の受入れコストを精査し、同一条件で比較しなければならない
Boston, July 9, 2014 – カードペイメント業界では、クレジットカードやデビットカードの処理手数料をはじめとする多様なコストに関して、中途半端な説明しかなされておらず、結果、これらコストに対する不十分な理解が、小売店とカード決済ネットワーク/金融機関との訴訟や規制の強化などにつながっている。
カード支払いを取り巻くコストに関して業界関係者は立場によって異なった見方をしている。小売業者、金融機関、カード決済ネットワークなどの関係者が、支払手段別のコストを測るための統一規格、ツール、ベンチマーク等が存在しないことが原因である。
カード加盟店の業種別トランザクション・コスト比較 (QSR=ファーストフード店)
出所:アイテ・グループ
本稿では、アイテ・グループが2014年3月~5月に40の小売業者を対象に実施した聞き取り調査で得た実際の小売店データをベースにした、ファイナンシャル・モデルを提示する。このファイナンシャル・モデルは、専門店、ファーストフード店、コンビ二エンスストアーで受け付けられる支払手段としての現金、デビットカード、クレジットカード、自社ブランド(プライベートレーベル)カードに関わる異なったコスト要因を明らかにする。また、このファイナンシャル・モデルはカード、現金のアクセプタンス・コストを適切に測定・比較する標準バロメーターとなるものであり、真実と虚構を区別する。
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