Boston, November 16, 2017 – デジタル・チャネルは、北米の金融機関にとって魅力的である。それは、オンライン・チャネル/モバイル・チャネルを活用することで、支店やコール・センターを持つよりも安価に商品/サービスを提供でき、地理的な場所に関係なく消費者や企業が銀行と取引できるためである。しかし、金融機関は、データ漏洩/フィッシング攻撃/ソーシャル・エンジニアリングの手口/マルウェアの脅威が増加するなかで、コンピュータやスマート・デバイスの向こう側にいる当事者の身元をどのように判断するのだろうか？

本レポートは、アイテ･グループが2015年に発行した調査のアップデート版であり、2部構成の連載シリーズ第1回となる。本稿では、2017年7月から9月にかけて、資産250億ドル以上の北米金融機関19社の経営層（不正/デジタル･チャネル担当）28人に対して実施した電話インタビューから得た情報を活用しており、次の点を考察している：（１）不正行為に関する現在の動向、（２）金融機関によるデジタル･チャネル保護対策、（３）デジタル･チャネル保護のためのテクノロジー投資計画。

本レポートは、37の図表と7つの計表を含みます（全45ページ）。アイテ・グループのホールセール銀行/リテール銀行のセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャート（英語）、サマリーPPT（英語）をダウンロードいただけます。

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