Boston, July 8, 2015 – マーチャント（カード加盟店）と金融機関はペイメント・プロセスを通して永久に結ばれており、テクノロジーが進化し規制が厳格化されるに従って、マーチャントと金融機関の結びつきが一段と強まることになる。そして、この結びつきがより明らかであるのが、POS（販売時点情報）端末の利用時においてである。しかし、これらのパートナーが一体化することによって、ペイメントカード業界の大きな変化に対応可能なソリューションを構築することが出来るのだろうか？

Q：今後2年間のプリペイドカード戦略で、自社ブランドのデジタル／モバイル・ワレットを強化することはどれほど重要ですか？

出所：アイテ・グループ

本稿では、POSでのプリペイドカード受入（取り扱い）イニシアチブ、プリペイドカードのEMV（ICカード）へのシフト、デジタル・ワレット、POSでのロイヤリティー・ポイントの換金に関する展望を提供する。本稿は、プリペイドカードを販売するマーチャントを対象に世界最大のプリペイドギフトカード流通事業者であるInCommと共同で2015年に実施したサーベイをベースにした、プリペイドカード関連レポートの第2弾となるものである。

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