Boston, May 5, 2016 – 今日の中小ビジネス・オーナーは、ユーザーフレンドリーな環境におけるマルチチャネル／マルチディバイスのバンキング・エクスペリエンスを期待しており、モバイル・アクセスは当然提供されるものと考えている。一方で、ノンバンク・プロバイダーへのシフトを検討する中小企業が増加しているため、銀行も決済分野におけるこの新しいタイプの競合プレーヤーに注目するようになっている。銀行は顧客のニーズに一段と的確に応えるためにモバイル機能を拡大し、モバイル採用を次の段階に引き上げることで、顧客を維持できるのだろうか？

Q：新しい取引銀行を選定する際にオンライン／モバイル機能の重要性は？

（重要または非常に重要とした回答社の割合／年間売上高別）

出所：アイテ・グループ

本稿では、米国の中小企業におけるモバイル・バンキングの採用状況を分析し、金融機関がモバイル決済のゴールを達成する上で最も有効と考えられる機能を紹介した。本稿は、主にアイテ・グループが2015年10月に、年間売上高が2,000万ドル未満の米国中小企業1,000社を対象に実施したサーベイの結果をベースにしている。

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