Boston, October 22, 2020 –Boston, October 22, 2020 – 分散台帳技術（Distributed Ledger Technology： DLT）は、金融サプライ・チェーンをこれまでに想像できなかった影響を与えており、分散型金融（DeFi）は、目に見える一つの成果である。DeFiにより、当事者同士は、DLTベースのスマート・コントラクトとフィアット通貨（不換通貨）にペッグしたクリプト・カレンシー・トークンを使用して、仲介者（金融機関）を介することなく、旧来からある様々な金融商品を取引することが可能になる。

DeFiは未だ黎明期にあり、現時点では投機目的の利用がほとんどだが、このような取り組みは、DeFiが、コーポレート・バンキングの金融モデルや金融商品にどのような変化をもたらすか（最終的には取って代わるか）、解明の糸口を与えてくれる。

本レポートでは、分散型金融（DeFi）の概要を紹介し、DeFiアプリケーションが法人向け金融サービスにどのように影響を与えるかを予測する。執筆にあたっては、パブリック・ドメインにある様々な資料（リサーチ・レポート、スピーチ、会議資料、記事、ポッドキャスト、ウェビナーなど）20余件を参照した。

本インパクトレポートには図4点と表1点が含まれます（全26ページ）。アイテ・グループのWholesale Banking & Paymentsセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャートおよびエグゼクティブ・インパクト・デッキをダウンロードいただけます。

本レポートはAave, Augur, Banco Sabadell, Banco Santander, Bankia, Banque de France BBVA, BNP Paribas Securities Services, CaixaBank, Compound, Dharma, dYdX, Etherisc, Fuse, Goldman Sachs, Nexus Mutual, Opyn, Ren, Request, Reserve, Sygnum Bank, SynthetixおよびMonetary Authority of Singaporeに言及している。