Consumer Lenders’ Plans for Navigating the Next Normal
Report Summary
Consumer Lenders’ Plans for Navigating the Next Normal
パンデミック後の経済活動再開を見据え、個人向けローンの需要も拡大しつつあるが、金融機関は慎重な姿勢を堅持すべきである。
Boston, May 11, 2021 – 個人向けローン事業は、この1年間、他の金融サービスと同様、予想できない展開を経験してきた。当初は延滞や焦付きが急増すると予想されたが、現実には、ローン商品毎の濃淡はあるものの、ローン・ポートフォリオ全体としてみれば、はるかに落ち着いた状況で推移した。金融機関各社は、経済活動の回復につれ個人向けローンがどうなるのか注視している。この市場は競争が激しく、これまで以上に「クレジット・リスクの管理」と「カスタマー・エクスペリエンスの向上」が重要になると考えられている。
本レポートは、個人向けローンのニーズに影響を及ぼしている直近のトレンドを踏まえ、今後1年間の市場発展の方向を考察する。執筆にあたっては、2020年第4四半期から2021年第1四半期にかけ、北米で消費者ローン事業を展開している金融機関(銀行及びノンバンク)22社へのアンケート調査を実施した。当レポートは、このアンケート調査の結果を活用したレポート3回シリーズの第2段となる。
本レポートには、図17点と表1点が含まれます(全23ページ)。アイテ・グループのRetail Banking & Paymentsセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャートおよびエグゼクティブ・インパクト・デッキをダウンロードいただけます。