Boston, December 4, 2019 – 2019年第3四半期末現在、ロボ・アドバイザーを使った資産運用残高は、2018年末比で10％増加し2,830億ドルとなった。この穏やかな伸びからは気付きにくいが、この間大手金融機関数社がこの分野に参入しており、潜在的な市場規模は大きいことが想定される。ロボ・アド・サービスを既に提供している企業も戦略を変えてきていることから、この分野の変化は激しく、ウェルス・マネジメント業界全体へインパクトを与えている。

本稿は、デジタル投資分野を6か月毎にフォローするレポート・シリーズの2回目で、この市場の規模の推定と市場予測をめざした。当分野における最新事象を把握するとともに、新規参入/退場をフォローし、多数の企業と会話を続けることで、ロボ・アド市場の方向性の理解に努めた。執筆にあたっては、証券取引委員会Form ADVデータ、企業から直接入手したレポート、インタビュー、報道情報を活用した。

本インパクトレポートには、図4点と表4点が含まれます（全21ページ）。アイテ・グループのWealth Managementセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャートおよびエグゼクティブ・インパクト・デッキをダウンロードいただけます。

本レポートは、Acorns, Advisor Group, Ally, Alpha Architect, Apex Clearing, AssetBuilder, Axos Bank, Belvedere Advisors, Betterment, Bicycle, BlackRock, blooom, Capital One, Charles Schwab, Citizens Bank, Dimensional Fund Advisors, Ellevest, Empower Retirement, E-Trade, Fidelity Investments, Fifth Third Bank, Goldman Sachs, Hedgeable, HedgeCoVest, Interactive Brokers, J.P. Morgan, John Hancock, Merrill Lynch, Morgan Stanley, Northern Trust, Pacific Life, Personal Capital, Principal, Qplum, RBC, Rebalance, Refinitiv, SheCapital, SigFig, Smart Asset, SoFi, Stash, Swell, T. Rowe Price, TD Ameritrade, TIAA, UBS, UMB Bank, United Income, US Bancorp, Vanguard, Voya, Wealthfront, Wealthsimple, Wells Fargo, Whitney Bank, WiseBanyanおよびWoodbury Financial Servicesに言及している。