(証券&投資)Cybersecurity in Capital Markets: Closing Windows
Report Summary
(証券&投資)Cybersecurity in Capital Markets: Closing Windows
資本市場のサイバー・セキュリティー:閉まろうとするチャンスの窓
London, 24 March 2016 –資本市場の金融機関は、サイバー攻撃への対応に関しては長い間それぞれの裁量に任されてきた。しかし、サイバー犯罪が急激に進化しているため、最早それぞれの金融機関がサイバー・リスクに対して隔離されたアプローチをとることが出来なくなっている。サイバー犯罪が金融機関にとって現実的な脅威になっているため、金融機関はより大局的な見地に立ち、業界全体で協調することによって、個々の金融機関におけるシステミックなサイバー・リスクを削減することを考えなければならなくなっている。
サイバー・セキュリティー監視イニシアチブの相互作用
出所:アイテ・グループ
本稿では、業界の主要な規制、標準、フレームワーク、イニシアチブ、シミュレーション・エクササイズの一部の概要を紹介し、それらが適用される市場参加者を特定した。本稿は、2015年Q4(第4四半期)に資本市場金融機関、監督当局、テクノロジー・ベンダーの情報セキュリティー部門のスタッフを対象に実施した議論をベースにしている。本稿は、資本市場のサイバー・セキュリティーに関する連作レポートの第2弾となるものである。
第1弾は、2016年1月27日 「Cybersecurity in Capital Markets: The Limitation Game:資本市場のサイバー・セキュリティー:金融機関はアプローチを常に進化させるべき」を参照。
本稿では、SEC(米証券取引委員会)、イングランド銀行、FINRA(米金融取引業規制機構)、アメリカ国立標準技術研究所、日本の金融庁に言及している。
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