(日本語)The Clearing Broker Conundrum: Is Post-Trade an Area of Competitive Edge?
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(日本語)The Clearing Broker Conundrum: Is Post-Trade an Area of Competitive Edge?
競争優位が確保できるならばセルフ・クリアリングも正しい選択 - 万人向きとはいえないが・・
London, 13 September 2018 – 世界各地の証券会社が、過去数年間、コンプライアンス・コストの上昇と戦いながら、利益低下が続く環境下で事業を展開してきた。数多くのブローカーが、クリアリング・サービスから戦略的に撤退し、規制当局もリスクの集中に警鐘を鳴らしている。このような背景から、セルサイド企業は、利益率を維持しかつ透明性要件を満たすために、執行コストのみならずトレード・ライフサイクル全体を精査しなければならない。その結果、ミドルおよびバック・オフィスのテクノロジー環境が業界の注目を浴びている。
本レポートは、2017年下半期および2018年上半期に実施したバイサイドおよびセルサイド諸機関のオペレーション担当役員28人に対しAite Groupが実施した綿密なインタビューに基づいており、セルサイド会社内のポストトレード処理環境と、彼らが直面している規制および市場構造の変化を探索するものである。ポストトレード処理をセルフ・クリアリングとするか、アウトソースするかの判断の背景にあるダイナミクスに着目し、また、世界の主要市場におけるデリバティブ清算環境を論考する。このほか、2018年のデリバティブ清算環境の概要と主要中央清算カウンターパーティーの取引量も示す。
本レポートは、23の図表と2つの計表を含みます(全28ページ)。アイテ・グループの証券&投資のセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャート(英語)、サマリーPPT(英語)をダウンロードいただけます。
本レポートはCME, ICE, JSCC, LCHおよび OTC Clear Hong Kongに言及している。
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