January 12, 2023 – アイテ・ノバリカ・グループが2022年に実施した調査によると、金融機関各社の主要戦略には「業務の効率化」「カスタマー・エクスペリエンスの更なる向上」「カスタマー・サービスの刷新」などが挙げられている。2023年、金融機関は、予算削減/規制強化/新たなテクノロジーの出現などに対応しながら、デジタル世代を満足させる取り組みを続けることになる。

1. 分散台帳技術（DLT）が、金融機関のワークフロー改善に対し有効なソリューションとなるだろう
2. 金融機関においてIT人材の獲得競争が激化する
3. デジタル・トランスフォーメーションが加速する
4. 欧州で始まったオープンバンキング標準化の流れが米国にも到来するだろう
5. 金融機関は、外部データ活用やBaaSなどの分野でAIP活用を加速させるだろう
6. 金融機関のビジネス・プロセスの改善には、データの更なる活用が必要となる
7. データ・ガバナンスに関する規制は発展途上（だが、金融機関におけるデータ活用の取組みを遅らせる必要はない）
8. 金融機関は、現行システムをAPI活用やクラウド対応に配慮しているソリューションに更新する必要がある
9. マルチクラウド活用（プライベートクラウドやSaaSソリューションも含む）を加速するためには、マルチクラウド管理ソリューションが必須である
10. 金融機関の新たなビジネスニーズが、マルチクラウド活用高度化の推進力となるだろう

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