January 11, 2023 – 昨今のキャピタルマーケット業界は、商品/サービス構成の変化や手数料の圧縮、地政学的不安定さ、コモディティを武器にした経済戦争、レギュレーション強化などの影響を強く受けている。アイテ・ノバリカ・グループでは、2023年キャピタルマーケットの事業環境を大きく変えてしまう抜本的な変革が発生する可能性もあると想定している。これはソリューション・ベンダーにとっても大きな影響を与えるだろう。
- アウトソースの更なる活用が進む
- クラウド環境でのデータ分析:メリット享受には様々な工夫が必要
- ESG投資:レギュレーション制定が始まるもコンセンサスは長い道のり
- T+1等ポストトレード改革のメリットを享受するためには地道な努力が必要
- プライベート(未上場株)市場の更なる大衆化
- 2023年も分散台帳技術/仮想通貨の進展が見られるだろう
- 米国/欧州ともども、監督官庁主導の金融市場改革が進展するだろう
- 債券電子トレーディングに対応できるソリューション(EMS/ポートフォリオ取引など)の整備が進むだろう
- 金利水準の正常化により、キャッシュ・マネジメントや有価証券貸付等の収益面からの重要性が増すだろう
- バイサイド企業のシステム統合(Front-To-Back Platform)の動きが再び活発になるだろう
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本稿では、Amazon, AWS, Google, Invesco, Microsoft, Nasdaq, S&P, Snowflake, State Street に言及している。
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