Profiling U.S. Consumers Who Make Interfirm A2A Transfers
Report Summary
Profiling U.S. Consumers Who Make Interfirm A2A Transfers
米国では、異なる金融機関にある同一名義の口座間送金(A2A送金)の利用者の約半数がZ世代とミレニアル世代である。
Boston, March 16, 2021 – 過去一年間、同一本人名義だが異なる金融機関の口座間送金(A2A:Account-to-Account送金)を利用した消費者はそれほど多くはなかったが、金融機関は、このグループの行動をよく理解する必要がある。金融機関間の資金移動を定期的に行う消費者は、平均よりも高収入で保有する金融資産も多い。この顧客層への理解を深めサービス向上に努めることは、金融機関の利益率向上につながり、Z世代やミレニアル世代への訴求力を高めるためにも有効である。
3部構成シリーズの第2部となる本レポートでは、年間のA2A送金件数/金額を世代別に推計し、資金移動の理由や利用したチャネルを考察するとともに、該当顧客層の金融面でのプロファイル、金融機関との関係、口座の保有状況、投資をどのように管理しているのか等を掘り下げた。執筆にあたっては、VISAの協賛を頂き、2020年第2四半期に米国の18歳以上の消費者を対象にアンケート調査を実施した。回答を頂いた16,452人のうち、2,199人がデビット・カードを保有し、過去1年間にA2A送金を1回以上行っていた。
本レポートには、図22点と表20点が含まれます(全42ページ)。アイテ・グループのWealth ManagementおよびRetail Banking & Paymentsセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャートおよびエグゼクティブ・インパクト・デッキをダウンロードいただけます。
本レポートは、Acorns, Ally, AIG, American Express, Ameriprise, Bank of America, Betterment, Charles Schwab, Chime, Citigroup, Discover, E-Trade, Edward Jones, Fidelity, Goldman Sachs, JPMorgan Chase, Marcus, Morgan Stanley, Moven, Robinhood, Stash, USAA, US BankおよびWells Fargoに言及している。