Report

Financial Crime Convergence: Think Collaboration, Not Consolidation (JP)

金融機関の金融犯罪防止対策は、社内の関連各部門間の情報/データ/ノウハウの共有やコラボレーションが進むにつれ、犯罪防止のための人材/業務プロセス/テクノロジーの最適化が進展するだろう。
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Boston, April 20, 2021 – 金融機関における犯罪防止対策が、不正防止/AML/サイバーセキュリティなど機能別に分かれていることが、犯罪者に付け入る隙を与えてしまっている。このような「部門の壁」がアキレス腱だと認識している金融機関では、部門間連携を高めようとしているが、これは難しい課題である。各部門を一体として動かすためには、企業としてのコミットメントが必要で、多大な時間/資金/リソースを投入しなければならない。しばしば企業カルチャーの変更も求められる。ただ、リソースも限られる中、金融犯罪防止各部門のベクトルが合わせることが、共通の敵に立ち向かう切り札だとの認識が広がっている。

本レポートでは、変化が激しい金融犯罪リスクの状況と、金融機関内の部門間連携に関する重要性の高まり、さらに現在金融機関が採用しているアプローチについて考察する。執筆にあたっては、米国とカナダの金融機関18社へのインタビューを実施した他、アイテ・グループが2019年および2020年に開催した”Financial Crime Forum”への参加者から得た情報も活用した。

本レポートには図11点と表2点が含まれます(全29ページ)。アイテ・グループのFraud & AMLセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャートおよびエグゼクティブ・インパクト・デッキをダウンロードいただけます。

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