London, 18 August 2022 – E コマースの支払い手段に大きな変化が生じている。インスタント・ペイメントが普及する一方、オープン・バンキングが登場したことで、EC サイトで一般的だったカード決済と競合するサービスが多数登場している。この背景には、新たな規制が次々と登場し、終わりのない変更が加えられていることがある。金融機関は、これらの新たな規制を遵守するだけでなく、顧客に対して新しい付加価値を提供できるよう支払いインフラを迅速に更新する必要に迫られている。

Bottomline 社のスポンサーシップによる本レポートでは、EU 諸国（英国を含む）で進行中の口座間決済（SEPA Instant Payment/SCT Inst）インフラの概要を説明するとともに、これが金融機関や関係各社に与える短期/中期の影響に関して考察した。執筆にあたっては、アイテグループで保有している知識データベースに加えて、欧州中央銀行（ECB）/各国中央銀行、SWIFT、Euro Banking Association、European Payments Council などから公表されている情報を分析した。

本レポートには、図7点と表13点が含まれています（全43ページ）。Commercial Banking & Payments 及び Retail Banking & Payments をご契約のお客様は、本レポートをダウンロード頂けます。

このレポートでは、Bottomline, Commerzbank, Deutsche Bank, DZ Bank, EBA Clearing, European Central Bank, European Payments Council, Nexi, Pay.UK, PSA AT, SIX Interbank Clearing, Stet, SWIFT, The Centre for Exchange and Clearing, Worldline に言及しています。