In-Branch Instant Issuance: Cardholder Benefits and Competitive Advantage
Report Summary
In-Branch Instant Issuance: Cardholder Benefits and Competitive Advantage
銀行支店におけるカードの即時発行サービスは、デジタル・カード(バーチャル・カード)の時代においても不要となることは想定しづらく、むしろ補完関係にある重要なサービスである。
Boston, November 24, 2021 – 物理的に形のあるデビット・カードやクレジット・カードは、金融機関が顧客に提供する最も重要な商品かもしれない。支払い行為のデジタル化が進み、カード発行もデジタル化(バーチャル化)による即時発行への取組みが進む中、確かに銀行支店におけるカード即時発行の意義が薄れてきたとの考え方もある。ただ、商品を購入する場面においては、カードが最も広く利用されている事実に変りはなく、この傾向は今後も当分続くと考えられることから、金融機関の店頭で顧客にカードを「手渡す」必要性は依然として高い。
本レポートでは、金融機関店舗内におけるカード即時発行の一般的な手法、普及状況、即時発行の代替手段にかんする状況をまとめた。執筆にあたっては、米国の金融機関14社に対するインタビューに加え、カード・ベンダー、カード・プロセッサー、コア・システム・ベンダーとのインタビューを実施し、更に、アナリストの知見とデスク・リサーチで補完した。
本レポートには、図8点と表2点が含まれます(全24ページ)。アイテ・ノバリカ・グループのRetail Banking & Paymentsセグメントをご契約のお客様は本レポートおよびチャートをダウンロードいただけます。
本レポートはAB Corp, American Express, Bass Pro Shop, BPC, Cabela’s, Capital One, CPI Card Group, Diebold, Discover, Entrust, Evolis, FIS, Fiserv, Giesecke+Devrient, Harland Clarke, HID Global, Idemia, IdentiSys, L.L. Bean, Mastercard, Matica, NBS Technologies, OMA Emirates, PaniniおよびVisaに言及している。