(証券&投資/ウェルスマネジメント/ホールセール銀行) Vendor Risk Management: Strength in Warning, Part One
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(証券&投資/ウェルスマネジメント/ホールセール銀行) Vendor Risk Management: Strength in Warning, Part One
金融機関は、オペレーショナル・リスクの削減を目指し、ベンダー・リスク・マネジメント(VRM)に注目している
Boston, July 23, 2014 – 金融機関は、専門ノウハウの利用やコスト削減のために、多数の調達先や業務委託企業を活用している。そのような環境下、金融機関は自社とその顧客を保護するため、これらベンダー各社がどのようにビジネスを運営しているのかを理解することで不確実性を削減する必要がある。また、ベンダーを利用することによって、法的責任が発生する可能性を認識しておくことも必要である。このようなリスク削減を目的としたベンダー管理の仕組みが「ベンダー・リスク・マネジメント(VRM)」である。
VRMは新しい機能ではないが、金融サービス業界と規制当局から大きく注目されるようになった背景には、金融機関がベンダーが与える影響とベンダー・リスクから自社を護る必要性を認識し始めたことがある。
Q:現在、リスクが高いと認識しているベンダー数は? (回答数:26社)
出所:アイテ・グループ
本稿では、アイテ・グループが2014年1月~4月に世界の金融機関26社を対象に実施したオンライン・アンケートの結果をベースに、VRMチームの構成と活動範囲を考察する。本稿は、VRMに関する3部構成レポートの第1部となる。
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