Boston, October 9, 2018 –これまで、保険会社が損害保険を引受ける際には、蓄積がある大量の過去データを利用することができたが、サイバー保険では、このようなデータの蓄積が存在しない。さらに、サイバー保険を引受けるためには、まだ出現していない新種のリスクについても理解しておく必要がある。ただ、サイバー・リスクを含めたリスク・モデリングは進化しつつあり、数は少ないものの、リスク・モデリング専門企業の中には、保険会社へ支援態勢を整える企業も出てきた。
本レポートでは、サイバーリスク・モデリング会社との提携が、保険会社がサイバー保険を引受ける際の判断の助けとなることを説明する。本レポートは、サイバーリスク・モデリング会社、サイバー保険を取り扱っている保険会社、ならびにサイバー攻撃の標的となりやすい会社それぞれの米国拠点エグゼクティブを対象に、2018年4月から同年8月の間に実施した16回のインタビューに基づいている。
本レポートは、1つの図表と2つの計表を含みます(全16ページ)。アイテ・グループのP&C Insurance serviceセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャート、サマリーPPTをダウンロードいただけます。
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