Boston, April 19, 2018 – 2008年の金融危機直前、米国の家計債務は12兆ドルを上回る史上最高水準に達し、住宅ローン以外の債務も2.62兆ドルと、過去最高を更新していた。現在、住宅ローンは、景気後退前の水準とほぼ同等だが、住宅以外のローンは過去10年間で31%増加している。しかも大きな懸念事項は、この非住宅負債の3分の2(2.21兆ドル)が無担保である点だ。これは、迫りくる景気修正局面の警告サインなのだろうか?
本レポートでは、米国の消費者調査から得た情報に基づき、米国のクレジットカード債務の現状とトレンドを分析する。本稿は、クレジットカード利用者1,669人に対するオンライン消費者調査やアイテ・グループの実施した過去の調査から得た情報、ならびに、クレジットカード業界全体の公開情報を活用している。
本レポートは、10の図表および2つの計表を含みます(全17ページ)。アイテ・グループのリテール銀行のセグメントをご契約サービスのお客様は、本レポート、チャート(英語)、サマリーPPT(英語)をダウンロードいただけます。
本レポートは、the Consumer Federal Protection Bureau, Federal Reserve, the U.S. Department of Laborに言及している。