(日本語抄訳付) Strategies for Wealth Managers to Tackle a Post-MiFID II 2018: Year of the Dogged
Report Summary
(日本語抄訳付) Strategies for Wealth Managers to Tackle a Post-MiFID II 2018: Year of the Dogged
MiFID II施行の年となり、その範囲と潜在的な影響は、これまでの予想通り、広範囲で厳しい取り組みになるだろう
London, 14 December 2017 – 金融機関は、好むと好まざるとに関わらず、MiFID IIを無視することはできない。2018年1月から第2次金融商品市場指令(MiFID II)が施行される。この規制は、2007年に実施されたMiFID Iにかなりの修正を加えたもので大きな注目を集めているが、同時に10年前よりもはるかに大きな導入コストを必要とするものである。特にプライベート・バンクや資産運用会社にとって、新たな規制枠組みの導入は非常に面倒で、収益性を妨げる要素は数え切れない。MiFID IIを遵守しつつ競争する闘いは始まったばかりである。
本レポートでは、プライベート・バンクや資産運用会社にとってMiFID IIが意味するところを明らかにするとともに、資産運用会社のファイナンシャル・アドバイザーやシニア・エグゼクティブを悩ます共通の懸念事項を浮き彫りにする。さらに、規制遵守に向けた業界の準備状況や戦略を評価し、「未知との遭遇」に対処する上で重要な指針を提供する。本稿は、2017年9月から11月にかけて、MiFID IIプロジェクト・チームのメンバー、および、欧州のプライベート・バンク/資産運用会社/コンサルティング会社/プラットフォーム・プロバイダーの経営層に対して実施した12回のインタビューから得た情報を活用している。
本レポートは、2つの図表と5つの計表を含みます(全34ページ)。アイテ・グループのウェルス・マネジメントのセグメントをご契約のお客様は、本レポート、チャート(英語)、サマリーPPT(英語)をダウンロードいただけます。
本レポートは、BNP Paribas, Carmignac, Charles Stanley, Citi Private Bank, Credit Suisse, Deutsche Asset Management, Deutsche Bank Wealth Management, Fidelity International, HSBC Private Banking, Lyxor, Microsoft, Société Generale Private Banking, UBSに言及している。