(日本語抄訳付) OMS in Focus: The Light and Dark Sides of FIX and Client Connectivity
Report Summary
(日本語抄訳付) OMS in Focus: The Light and Dark Sides of FIX and Client Connectivity
証券会社とバイサイド企業、OMS(オーダー管理システム)ベンダー間における費用負担の仕組みは、抜本的な見直しを迫られている
Boston, June 19, 2018 – 証券会社がバイサイド企業から受け取る売買手数料は、過去20年間で料率が大きく下落し、総取引件数も未だに2008年の水準まで回復していないことから、苦しい状況が続いている。一方、証券会社がソフトダラーとしてバイサイドが利用しているOMSベンダーに支払うフィーは以前と同じ水準にある。
証券会社は、バイサイドのサポートなしにはOMSベンダーとのフィー交渉ができないとしているが、そもそも証券会社がベンダーに支払う料金の扱いは、長年、不透明だった歴史がある。バイサイド企業は、ソフトダラーの仕組みが破綻する可能性があることを認識し、OMSベンダーと証券会社に対して、その取り扱いや今後の意向を詳細に問いただす準備ができているだろうか?
本レポートでは、証券会社/バイサイド顧客/バイサイド向けOMSベンダーの間の複雑なコスト構造を明らかにすることを目指した。本稿は、2018年第1・第2四半期に米国市場関係者24人に対して実施した電話インタビューから得た情報を活用しており、セルサイド/バイサイド間を接続する市場および各関係者が直面する課題についても分析する。
本レポートは、11の図表および3つの計表を含みます(全38ページ)。アイテ・グループの証券&投資のセグメントをご契約サービスのお客様は、本レポート、チャート(英語)、サマリーPPT(英語)をダウンロードいただけます。
本レポートは、ACA NorthPoint, BlackRock, Black Mountain Systems, Bloomberg, Broadridge, BT Radianza, Century Link (formerly Savvis), Charles River, Enfusion, Eze, Fidessa, FIS (formerly SunGard), FlexTrade, IHS Markit, INDATA, Instinet, IPC, ITG, Itiviti (formerly NYFIX and Ullink), SimCorp, SS&C, Transaction Network Services (TNS), TradingScreenに言及している。